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  • 執筆者の写真Kumi Umuyashiki

リラックス - Happy Yoga: Reason 1 (和訳) #3


Steve Rossが執筆した "Happy Yoga" を、部分的に翻訳しています。


今回は第一章に当たる "Reason 1: You can’t get happy (You can only be happy)"より、P25~P28を大幅に要約して、和訳しています。


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Happy Yoga by Steve Ross


RELAX

リラックス


科学者のアインシュタインはお風呂に入ってリラックスしていた時に偉大なアイデアを得たって有名な話があるけど、リラックスしている時は血流も良くなって、創造力や明瞭さが増し、健康にもなる。

高血圧や皮膚病、心疾患などの病にもストレス軽減が助けになると、医学でも言われている。


心と体には限りなく親密な関係がある。

例えば怒りを抑圧していても、鼻の孔が広がったり、瞳孔が拡大したり、血圧が上がったりすることは止められない。恋していると呼吸は滑らかでゆったりとし穏やかになる。不安だったりイライラしていると呼吸は乱れる。


呼吸、心、体は親密に関わり合っている。


伝統的な中医学、インドのアーユルヴェーダ、アメリカ先住民のマスター、その他の国の伝統的なヒーラーたちも、体にエネルギーが流れる経路があると考えていた。


中医学ではそれを経絡と呼ぶ。

ヨガではナディと呼んでいる。


そういったエネルギーが流れる体にある経路は、異なった伝統でも、似通った経路になっている。


ナディにはプラーナ(気)が流れている。

ナディは体を通る電線みたいなもので、生きた体では、ナディ上をプラーナ(気)が電流のように流れているんだ。


ストレスが溜まったり鬱々としていると、ナディの機能が落ちてエネルギーの流れが悪くなる。血流が悪くなるのと同じような感じで。


リラックスしていてハッピーで元気がある時は、ナディは開いていて、エネルギーを豊富に流してくれる。


ヨガの練習はナディを活性化し開いてくれる。結果エネルギーの流れが良くなり、体に有益な効果を与えてくれる。命のエネルギーが流れる通り道が広がってくれるということは、体中に大切な命のエネルギーが巡るということだから、活力が増えていく。若返り感、リラックス、深く癒される感、爽快感を得ることができるんだ。


ヨガの練習者は、年を重ねるごとに体が縮み劣化していくのは、徐々にナディが収縮していくからだと考える。だから体から生命力がどんどんなくなってしまう。プラーナ(気)がうまく流れなくなると死や病が訪れると言われている。


ヨガのポーズを行うだけでもエネルギーの流れを健やかにしておくことができる。

ポーズの練習と深い精神的(スピリチャル)な練習を併せて行うと、プラーナの流れはより良くなる。

もちろんストレスを抱える心に戻るとプラーナの流れに支障が起きて、普段の不調和な状態に戻ってしまう。


意識を向けたところに、プラーナは流れると言われている。

もし普段から思考や心配事、頭ばかりに意識が行っていると(ほとんどの人がそうだと思うけれど)、ほとんどのエネルギーがそちらの方に流れていってしまう。

結果、思考、心配事、頭で考えることで人生を過ごしていってしまうことになる。


体に意識を向けると(体のことを考えるのではなく、意識を向ける)、つまり、足指や手の指先、胃、心臓なんかに意識を向けると、命のエネルギーもそちらの方へ流れていってくれる。


体は深い智慧や直観を与えてくれる。

自分の存在全体を感じることで、心身健康であり、エネルギーを得られ、創造性が高まる。


だから、リラックスしよう。

リラックスするって、想像するよりももっと体に良いことなんだ。エネルギーの通り道であるナディが開いてくれる。

ヨガのポーズの練習をして、精神的な意味でのヨガも行い、体に意識を向けて、命のエネルギーも送ってあげる。

そして練習は楽しくやること。

そうすれば元気であれるし、心は穏やかであり、とてもハッピーでいられるから。



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Steve Rossによるダーマトークと瞑想のクラスを開催しています。

毎週土曜日10:00~11:30am

アメリカより配信 on Zoom(通訳付き)

詳細はこちら☞ Meditation with Steve Ross



スティーブ・ロス Happy Yoga 和訳
Happy Yoga by スティーブ・ロス


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